09/06/04 14:12:20 VDJtxKeI
つか、archやGentooには、基本的に再インストールという作業は無い
Debian系が似たような事を言っているが、そういった口先だけの再インスコ不要論と異なり
archやGentooで再インストールが必要になるのは、FSを変えたくなった時と、PCを変えた時くらい
しかしながら、これは良い事だけではない
例えばOpenSSLをアップグレードしたとしよう、次にOpenSSHを再起動したら起動出来なかった
こんな事は他のディストリではありえない
なぜなら単なるアップグレードではなく、ABI/APIまで変わるような変更は、通常メンテナが慎重に行なうから
その所為で特定のパッケージが古いままだったりして、結果再インスコなどで一度に入れかえる羽目になる
どうしてバックポート満載の古いアプリを使い続けるんだ、って問題の答えがコレ
だがarchやGentooは違う、そんな事は気にせずガンガン上げる、基本的にバックポートなんて一切しない、ガンガン上げる
archではメンテナからメンテナに「ABI/APIが変わるから以下略」ってなメールが飛ぶ、で、対策品を入れるか自前でArchBuild
Gentooでは自分でrevdep-rebuildかける、それでも直らなきゃ怪しそうなのからemergeし直すか、伝家の宝刀emerge -e world
つまり普通はメンテナがする事の一部をユーザが自分で行なう、だから再インストール不要になる
まあOpenSSLとOpenSSHくらい有名だと分かり安いし、archやGentooでも流石に対策してたりするけど
これが例えばscim-PRIMEみたいにマイナーで、しかも他のアプリと密接に依存してたりするともうね………
正直「オススメLinuxディストリビューションは?」みたいなスレを覗いている素人にはとてもオススメ出来んね