09/09/03 22:32:44 1emXHjlu
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このベンチマークの不思議なこと
・320SCSIという、今となっては低速なHDDをあえて選択している
俺もST336732LWやST373454LW、Atlas 10k IV&V、Atlas 15k IIを愛用していたSCSI原理主義者
だったので良く分かるが、今となってはSASでないSCSIは低速なデバイスでしかなく、ぶっちゃけ
ST336732LWなんて2世代前のRaptorやAtlas 10k Vより全ての面で遅く、ST373454LWですら現行Raptorには及ばない。
回転数が高ければHDDの速度、得にランダムアクセスが速くなるなんて幻想。
HDDの速度を決めるのは、HDDが作られた「世代」につきる。2世代も離れたらもうね・・・
ましてやHDDやSCSIアダプタの型番すら書かないなんて論外。
・HDDによってランダムアクセスに強い製品や、RAIDを組んだ時に遅くなりにくい製品、
単体で使うのが一番速い製品など色々と特徴があるのは常識だが、このベンチマークでは
型番すらないSCSI HDDの一騎がけのみのベンチマークであるにも関わらず、ファイルシステムの評論をしている。
・ベンチマークの仕方がbonnie++だけという、意味があるんだか無いんだか分からないベンチマーク
最低限、linux kernelの展開に掛った時間だとか、全文検索アプリ(例えばEstraierとか)のインデックス作成に掛った時間とか
DVD ISOイメージのコピー・削除に掛った時間とか、色々とやり方はあるだろうに、あえてbonnie++だけ。意味あるのかと。
・一部のJFSのベンチマーク結果が異常に低いが、その事には一切触れず
また、やり方や環境構築にミスがあったとも考えない、幸せ指向なベンチマーク。