10/06/21 11:15:05 qfEuqbvi
>>845
このtceはオリジナルのtinycoreと互換性はあるんですか?
オリジナルtinycore2.11.4のtceにそのまま組み込んでも上手くいかないんですけど
849:login:Penguin
10/06/21 20:18:45 +Vw920Rk
>>848
英語環境で動かしたことがないので、互換性があるかどうかは分かりません。
Tiny Coreはカーネル(bzImage)とユーザーランド(tinycore.gz)と拡張(onboot.listと*.tcz)
そしてバックアップ(mydata.tgz)の4つの部分で動作してますが、
日本語化のためにbzImageとtinycore.gzにも手を加えています。その主な内容は、
1. ロケール(/usr/lib/locale/locale-archive)
2. キーマップ(/usr/share/kmap/jp106.kmap)
3. タイムゾーン(/usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo)
4. カーネルのファイルシステムの日本語サポート
5. カーネルの起動オプション
これ以外にも若干手を加えています。
コンセプトとして美感を追求するなら、拡張のみで日本語化できるのが望ましいと思われますが
例として拡張を読み込まずに起動したときに、日本語キーマップとタイムゾーンは合ってたほうが良いだろうとか、
日本語ディレクトリを含むFATファイルシステムをmountしたときにきちんと表示されたほうが良いだろうとか、
そのへんを考えた結果いまの構成になっています。
>>848がわざわざ本家(英語)のものと組み合わせる意図が分からないので、これ以上はエスパーになりますが
日本語化のノウハウが知りたいのであれは、GPLの精神にのっとってソースコードから全部お渡ししても構いません。
ただ、手順を纏めたドキュメントは作ってないので、ちょっと面倒かも知れませんけどね。
850:login:Penguin
10/06/22 00:19:00 5yAv8mma
日本語環境はほしいけど、他人の弄ったものは気持ち悪いからイヤってことだろう
匿名だし、仕方ない
851:aiai
10/06/22 00:40:20 MWlqg+2t
ATi Radeon HD 4500 のドライバ ati-driver-installer-10-5-x86.x86_64.run
を入れ、1600x900の設定にしたいのですが、ご教授頂けないでしょうか?
(ドライバのインストールは完了するものの再起動で固まります。)
852:login:Penguin
10/06/22 22:12:06 q55cgDsc
>>851
ATiのインストーラではTiny Core上で使える状態にはなりません。
インストールしたあと、いくつかのリンクを貼る必要があります。
とりあえずfglrxの拡張をアップロードしますので試してみてください。
fglrx.tar.gz 28.33 MB
URLリンク(firestorage.jp)
必ず同梱のReadmeに目を通してください。
ついでに言うと、俺自身はfglrxにトラウマがあり、できればnvidiaかintelに逃げたい人間です。
ノートとかでどうしようもないときはradeonドライバを使う。
しかし、Tiny CoreのXorg-7.4のradeonドライバは古いので、HD 4500系は動かないかも知れません。
3.0alphaのXorg-7.5なら動くかも知れません。alphaなのでオススメできませんけど…
radeon-experimentalが有効になってるかどうかなんですけどね。ubuntuでは有効になっています。
fglrxに関しては必要な人達がトライしてフィードバックして欲しいです。
とりあえず最初ステップは用意するけど、ぶっちゃけ『fglrxは諦めてね』ってのが本心です。
いちおう動いてる証拠のスクリーンショット
URLリンク(usamimi.info)
>>850
別にそれは構いません。むしろ引き継いでくれるならウェルカム。
853:aiai
10/06/23 00:27:00 tF6rE8/7
早速のご教授有難うございます。勉強になりました。
radeonのドライバを試したく書き込みましたが、動作自体は、Xorg-7.4ja.tcz+HD4500で問題ありません。
ダウンロードさせて頂きましたので、時間を掛けて研究していきたいと思います。
本当に有難うございました。
854:login:Penguin
10/06/23 22:09:34 vJ2XwBFi
>>852
おつおつ。
855:login:Penguin
10/06/25 07:39:50 ppwKAwY/
>>849
/proc/config 出て無かったのですね。
omake/ にでも カーネルの .config 置いて欲しいっす。
856:login:Penguin
10/06/25 11:00:26 CD7PaR5P
ライト版なんですが、xmmsで音が出ますか?
ドライバの開放がなんたらでエラーになります。
flashはバッチリなんですが‥m(--)m。
857:login:Penguin
10/06/26 13:06:21 5u1afYC0
>>856
エラーを貼ってみたら?
858:login:Penguin
10/06/26 22:37:09 kNWPS9yi
基本的な質問していい?
tar.gzって、どうやってインストールするの?
859:login:Penguin
10/06/26 22:52:28 KI+829sG
Cコンパイラが入ってないから無理じゃね?
860:login:Penguin
10/06/26 22:53:45 Yc7UHx1s
>>858
具体的に何よ?
861:login:Penguin
10/06/26 23:23:44 ofJIZ/Sk
コンパイラは本家のリポジトリにある。
compiletcってメタパッケージをインストールすれば基本的な開発環境が整う。
あとはconfigure; makeしながら足りないdevパッケージをインストールしてコンパイルが通るまで試行錯誤。
本家のwiki(英語)にだいたいのやり方が書いてるから読んでみてほしい。
URLリンク(wiki.tinycorelinux.com)
開発に関する質問なら回答できる範囲で支援します。
何人か独自で拡張作ってる人もいるみたいだからソコソコにノウハウはできてると思う。
862:login:Penguin
10/06/26 23:24:21 yil5splT
>>858
zipはどうやってインストールするの?って言ってるのと同じ
圧縮されている内容による
863:login:Penguin
10/06/26 23:41:40 ofJIZ/Sk
例としてjdのコンパイル方法を書いておきます。まず以下の拡張をインストール。
compiletc
coreutils
automake
libtool-dev
gtk2-dev
libgcrypt
libgcrypt-dev
libgpg-error
libgpg-error-dev
libiconv
coreutilsは、[とかcp, rm, lsとか基本的なコマンドが入ってるんだけど
Tiny Coreのデフォだとbusybox使ってて、たまにオプションの違いでエラー吐くので
個人的にcoreutilsは必須だと思います。
jdの場合は./configure; makeの前に./autogen.shしないといけないんだけど、
autogen.shがコケるときがあるのでautoreconf -vfiのほうがいいと思います。
(続く)
864:login:Penguin
10/06/26 23:48:07 ofJIZ/Sk
(>>863の続き)コンパイル用にjdというディレクトリをつくって、jd-2.6.5-100425.tgzをダウンロードして置きます。
URLリンク(sourceforge.jp)
で、次のスクリプトをMakefileという名前で保存します
distfile = jd-2.6.5-100425.tgz
workdir = jd-2.6.5-100425
prefix = /usr/local
confflag = --prefix=$(prefix)
cflags = -march=i486 -mtune=i686 -Os -pipe
cxxflags = -march=i486 -mtune=i686 -Os -pipe
pcpath = /usr/local/lib/pkgconfig:/usr/lib/pkgconfig
confflag += LIBS="-liconv"
all: build.stamp
extract.stamp: $(distfile)
tar xf $(distfile)
touch extract.stamp
configure.stamp: extract.stamp
cd $(workdir); autoreconf -vfi
cd $(workdir); PKG_CONFIG_PATH="$(pcpath)" CFLAGS="$(cflags)" CXXFLAGS="$(cxxflags)" ./configure $(confflag)
touch configure.stamp
build.stamp: configure.stamp
cd $(workdir); make
touch build.stamp
install: build.stamp
cd $(workdir); sudo make install
865:login:Penguin
10/06/26 23:58:12 ofJIZ/Sk
(>>864の続き)>>863に書いた開発用の拡張をインストールしてmake && make installを実行します。
それで/usr/local/bin/jdが作られます。
このままだとTiny Coreの性質上、再起動するとjdが消えてしまうので
拡張を作る必要があります。
そのへんは本家のwiki(英語)を参照してみてください。
URLリンク(wiki.tinycorelinux.com)
866:login:Penguin
10/06/27 01:41:15 9CZylY0q
>>858
おそらく>>676-677のやりとりが参考になるかも
>>861>>863-865
乙であります。最後の方のjdの拡張ってのがjd.tczってことですな。ふむふむ