09/06/09 09:21:44 Wy00+b0E
アップルは米国時間の6月8日、開発者向けカンファレンス「Worldwide Developers Conference 2009」(WWDC 2009)の基調講演にて、
Mac用次期OS「Mac OS X v10.6 Snow Leopard」の発売時期と価格を発表した。同日より、開発者向けプレビューも開始する。
Snow Leopardの発売は2009年9月の予定で、リリース後に販売されるMacにプリインストールされる。
現行のMac OS X Leopardからのアップグレード価格は1ユーザーの場合で29ドル、5ユーザー対応のファミリーパックで49ドルだ。
Mac OS X Leopardは通常版が1万4800円(129ドル)、ファミリーパックが2万2800円(199ドル)に設定されており、
日本での価格は未定ながら低価格でアップグレードが可能になると予想される。
10月にリリース予定のWindows 7を前に低価格なアップグレードパスを用意することで、最新のMac OSをアピールしつつ、ユーザーへの環境移行を促す構えだ。
同社は、2009年6月8日以降にSnow Leopardが搭載されていない対象のMac/Xserveを購入したユーザー向けに
Snow Leopardへアップグレードできる「Mac OS X Snow Leopard Up-to-Dateプログラム」も提供する(詳細は6月16日に発表予定)。
また、Mac OS X v10.4 TigerがインストールされているIntel Macのユーザーに対しては、Snow LeopardとiLife '09、iWork '09がセットになったパッケージのMac Box Setも発売する。
Snow Leopardでは、64ビットテクノロジーの拡張による最大16Tバイトのメモリ対応、
マルチコアへのタスク割り当てを最適化するテクノロジーのGrand Central、Microsoft Exchange 2007の標準サポート、OpenCLのサポート、
フレームレスデザインとなり動画編集が可能なQuickTime X、JavaScriptを高速化した最新版Safariなどの新機能が予定されている。
また、DockへのExposeの追加や、パフォーマンスの向上も図られた。
インストールは45%高速化され、ディスク容量は6Gバイト以上削減。PDFのプレビューは1.5倍、JPEGのプレビューは2倍速くなるとしている。
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