07/12/17 08:26:59 tGEHP5B/
>>266
DNS を設計するときは、次の3つの役割をわけて考えること。
[1] hosts ファイルを参照したり DNS サーバに問い合わせたりして
名前解決をするホスト
(クライアント)
[2] 組織内の DNS クライアントの代わりに名前解決をするサーバ
(キャッシュサーバ)
[3] 自ドメインのゾーンファイルを持つ
組織外を含むインターネット全体からの問い合わせを受け付けるサーバ
(コンテンツサーバ)
すべてのホストは [1] の役割を持つ。
そのときの動作 (hosts ファイルを参照してから DNS サーバに聞く、とか
どの DNS サーバに聞くか、とか) は
/etc/hosts.conf なり /etc/resolv.conf なりで制御する。
この辺の設定の仕方は OS により異なる。
自ホストに DNS サーバが立っていても
別のホストに問い合わせるよう設定してもいい。
[2] と [3] はよく混同されるが、動きはまったく別。
web でたとえると、[2] はプロキシーサーバ、[3] は web サーバ。
可能であれば [2] と [3] は別ホストで立てるのが望ましい。
どうしても同一ホストで立てなければならない場合は
問い合わせ元がどこかによって答え方を変えるよう設定するのが望ましい。