07/11/05 16:58:03 EkODnKK4
>>135
ウイルスとセキュリティホールをごっちゃにするなよ。
ウイルスはそれ自身は単なるプログラムであって、OSの仕組みとして対策することは
現実的ではない (OSの範疇を越えるという意味)。
セキュリティホールについてはそれぞれのディストリビューションごとにちょっとずつ
違う対応をしている。異なるのは期間と対応方法がメイン。
たとえばFedoraであれば対応期間はリリースサイクルに合わせてあって、
2つ後のリリースが出て1ヶ月が経過するまでがサポート期間。
(例: Fedora 8はFedora 10が出て1ヶ月経過するまで)
対応方法は特に定められていない。
場合によってはバージョンアップ(=機能変更)を伴う。
Debianの場合は対応期間が「次の安定版が出て1年後まで、ただし最大でも2つの
バージョンまでの対応」という条件。
対応方法はパッチのバックポート(バージョンアップは伴わない)が主体。
Ubuntuの場合はLTS (長期サポート版)と通常版のバージョンに分かれていて、
通常版は18ヶ月、LTS版はデスクトップ版が3年、サーバ版が5年。
対応方法は不明。場合によってはバージョンアップを伴うことがあるようだ。