07/08/26 04:50:51 9UGIBR/K
>>817
基本Debian(といってもGUI抜きでサーバとしてだけど)を使っていて
デスクトップ環境としては数年ごとに色々チェックしてるのだけど、
Ubuntu(Feisty Fawn)デスクトップ版を使ってみた印象としては、良くも悪くもLinuxらしくないということ。
まずrootの存在を意識させない作り(su廃止とsudoの徹底。ちょっと工夫すればrootになれるけど、なる必要が無い)が象徴的。
おそらくUbuntuしか触ったことがないユーザは管理者権限を意識するのではなく、特定の操作にはパスワードが必要、と理解するんじゃないかな。
それから他のディストリビューションだとインストールの構成を(GUIあり、なしなど)色々選べたりするけど、
Ubuntuの場合は同じCDを使ってインストールした場合、最初に起動するのは同じ環境だという辺りにも出ている。この辺はWindows的。
# もちろんハードウェア構成が違えば、そのサポートなどで微妙に違うことはあるけど
日本語ローカライズもメジャーなソフトと基本的なシステム設定ツールなら問題ないレベルで、
かつて日本語対応が強いと言われたVineと同等以上に仕上っている。
(ただし、Vineは3.1までしか触ったことがないので今の4.0はもっと進んでいるのかも)
個人的な感想としては、結構前からLinuxのクライアント(デスクトップ)環境が良くなってきたと言われてたけど
実際に使ってみた落胆(少なくとも他人には薦められない)する事が多かった。
けど、今のUbuntuなら他人に薦められるぐらいに楽に使えるようになってると感じた。