07/04/26 20:30:50 uHIdmev4
>>287
ウィルス、ワーム、トロイ、マルウェア、ゲーム、オフィスアプリ、種類に限らずプログラムは
起動したからには自分の仕事をしようとする。その過程でWineがサポートしてない事(つまり
Windowsと互換が取れていない事)をやろうとするとそこでエラーというかそれ以上動く事が
できない。Windowsカーネルと通信するとか、認証機構を使うとか、NFSの圧縮/セキュリティ
機能使うとか、ユーザー領域のメモリ内容を触るとかそういう複雑な事はできない事の方が
多いんじゃないかな。単純に自分を複製するワームの動作を考えると、
実行->他の実行ファイルを書き換える(PEヘッダいじったり、EXEの後ろにコードを挿入したり)
or 他のプロセスのメモリ空間に割り込みプログラムの内容を変える -> 終了、
という流れになると思う。その仕事がWine上でできればワームとしては「動く」と言えるし、
どこかでコケれば結果的には「動かない」。ウィルスもゲームもプログラムという点では
変わらないので動く奴は動くし、動かない奴は動かない。
そういう意味ではWineの機能をフルに使うってことだな。