08/03/28 01:41:47 jk3nWqNP
>>709
おそらく80年代前半ぐらいまでの話だろうと思っていたのだけど、貴方の話はいつ頃の話なのかわからない。
80年代も後半になると、いわゆるパソコンが出てきて、学習/ホビーのニーズを満たすようになってくる。
日本ではこの時期98/DOS上で、日本語入力に対応しはるかに扱いやすいmifesやvzなどがすでに発表されている。
また、いわゆるパソコン通信が台頭したのがこの頃で、そこのマニアの間でgnuのソースが流通していたりもしたが
それは主にDOSをメインとし、あくまでもマニアのものだった。そういうマニアの間ではUNIXはあくまでも
あこがれであり伝説だった。ASCIIが付録にgnuのソースをつけて流行らそうとしたが失敗したりしている。
そういった背景があって「現実のUNIX系マシン」はますます業務用にシフトしていく。ちょうどその頃、WindowsやMacに
先立ってUNIXに三つボタンマウス+グラフィカルシェルが乗りはじめ、業務用としてはこちらが主流になってくる。
システムとして導入され専用アプリケーションを利用することが前提になっており、(今で言うサーバー分野や
メンテナンスなど)特殊な分野や作業でなければユーザーのコンソールでの作業が減ってきて、
そういう特殊な作業はやはり専門家(というか保守要員)がviで行うのが定例だった。この時期、UNIX系マシンを
出荷している各メーカーのOSにはそれぞれメーカーオリジナルのスクリーンエディタが入っていたりしたが、
保守要員はやっぱりviを使うのであった。
90年代に入るとUNIXのx86への積極的なインプリメントが進む。MINIXが1987年、Linuxが1991年、
386BSDが1992年である。ひょっとしたらemacsはUNIXに憧れる人々によって、実はUNIXよりはこちらで
流行っていたのかもしれない。私の狭い経験でいうのは自分でもどうかと思うが、私は、実際にemacsがUNIXで
動いているのをみたのは、大学(かなり好き勝手できるところ)の研究室しかないよ。