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すべての道は Linux に―ニューヨークサミット
5月25日と26日にニューヨークで開催された LinuxWorld Summit の参加者らによると、Linux は、エン
タープライズサーバーアプリケーション不足や、デスクトップ Linux の品質などの問題を抱えながら
も、UNIX、Windows、そして昔ながらのメインフレームに急速に取って代わり、企業の表舞台に立とう
としているという。
25日に行われた基調パネルディスカッションでは、3社の大企業のトップ幹部が、運用環境を Linux
に乗り換えたことでコストやサーバダウンタイムの削減といったメリットを実現したことを明らかにした。
別のプレゼンテーションでは、Novell の R. Carl Drisko 氏が、金融サービスだけでなく製造、医薬、
航空業界などでも Linux をベースにしたグリッドコンピューティングが実装されていることを指摘した。
Drisko 氏は講演後に LinuxPlanet のインタビューに答え、「多数の顧客が、ありとあらゆるプラットフ
ォームから Linux への乗り換えを決めている」と語った。
Ideas International のアプリケーション/統合インフラ担当 VP 兼シニアアナリスト、Steve Garone 氏
も、Linux は開発や小規模部門レベルで限定的に導入される段階を間違いなく越えた、として同意する。
「今回のカンファレンスで自分が聞いた話と各所で見たことを総合した意見だ」(Garone 氏)
Linux への移行は急に進んだわけではない。先のパネルディスカッションでは、E-Trade Financial と
Cendant Travel Distribution Services の関係者が、数年前の経済不況のころからすでにコスト削減に
向けて Linux に真剣に取り組んでいたことを明かした。
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