06/09/29 02:18:02 +N3M+hFL
URLリンク(opentechpress.jp)
Torvalds氏は、委員会という形態を嫌悪する理由として、
こうした運営方式では同氏が好ましいと考える寄与が成されないこと、
および、
他のすべてのライセンスをGPL下に囲い込もうとしている
Free Software Foundation(FSF)との間に、理念上の相違がある点を挙げている。
「FSFの人間と話したことがあるでしょう」と同氏は前置きし、
「彼らはたいてい、これは業界のあらゆる分野からの人材を募った委員会であって、
ここでの成果は広範な意見を取り入れたものであると強調するだけでしょ?
それは、宣伝文句としては結構な主張のはずです。
でも結局は、自分たちの成果に対しては何らの反論も出されたくない、
と思っているだけなんですよ」としている。
「“Apacheライセンスを用いているプロジェクトのコードは、すべて我々がハイジャックし、
以後はGPLの管理下に置かせてもらう”という要求を、体の良い表現を使って申し立てているに過ぎません。
ここで言う“GPLとの互換性”とは、完全に一方通行的な互換性だからです。
つまりApacheライセンス下で行われていたプロジェクトをGPLに移行することはできるのに、
その逆は許されないのです。」。
そしてTorvalds氏は、Linuxカーネルおよび自分自身の活動について
「私たちの場合、よそ様のプロジェクトを乗っ取るような必要はありません。
自分でプロジェクトを運営していますからね」
と語っている。