10/06/19 19:26:07 Uf5j3jVV
EARSはダメだ。
いくらアライメントを調整しても、物理セクタを4KiBバイトで扱わない限り、書き込む前に一回読み込まなければならない。
もちろんでっかいファイルを一気にHDDに転送できるなら影響は小さいが、
いくらファイルがでかくても書き込み単位が小さければ意味がない。
なぜなら、データを少しずつ送ると、先に送った分を先に書き込もうとするからだ。
既存セクタを読み出した上で。
スレリンク(jisaku板:375番)
ここに実際にファイルをコピーしたときの時間を書いた。
> 16GBのファイル100個コピー ←全部で16GBのデータ
> 2TB→120GBは8分 ←2TBのやつがEARS
> 120GB→2TBは14分
120GBのディスクが2TBのより高速であれば、2TBへの書き込みはベンチマーク並みに早かっただろう。
しかし、120GBのディスクはパラレルIDEなこともあって遅いため、読み出しが間に合わない。
そのため、2TBへはゆっくりゆっくりデータが送られることになる。
そうすると2TBのHDDは、本来必要のないデータ読み出しを行う。
1つのセクタを読んで書いて、せっかく書いたセクタをまた読んで続きを書くということが行われる。
もちろん、キャッシュ搭載なので2度目の読み込みは行われないで済むだろうが・・
キャッシュなしで書き込みを行えば「死ぬほど遅い」というのを体験できるだろう。
もちろん、対策パッチが使えるVistaとか7なら、むしろセクタギャップがなくなって記録密度が上がるEARSの方が早くなるだろうね。
XPでも対策パッチでないかなあ・・・・
延長サポートでそんなパッチは出ないだろうなあ・・・