10/07/04 05:48:21 HHrKvW2j
六尺様
親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。
農家なんだけど、何かそういった雰囲気が好きで、高校になってバイクに乗る
ようになると、夏休みとか冬休みなんかにはよく一人で遊びに行ってた。
じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。
でも、最後に行ったのが高校三年にあがる直前だから、もう十年以上も行って
いないことになる。
決して「行かなかった」んじゃなくて「行けなかった」んだけど、その訳はこ
んなことだ。
春休みに入ったばかりのこと、いい天気に誘われてじいちゃんの家にバイクで
行った。まだ寒かったけど、広縁はぽかぽかと気持ちよく、そこでしばらく寛
いでいた。そうしたら、
「オッス チンポチンポ セイヤセイヤ…」
と変な音が聞こえてきた。機械的な音じゃなくて、男性が発してるような感じが
した。それも普通の男ではなく、角刈りで浅黒い筋肉質、太マラの先端からは常時カウパーが滴っている淫乱雄野郎の感じだった。
何だろうと思っていると、庭の生垣の上に六尺褌があるのを見つけた。生垣の上
に置いてあったわけじゃない。六尺はそのまま横に移動し、垣根の切れ目まで
来ると、一人雄野郎が見えた。まあ、六尺はその雄野郎が締めていたわけだ。
雄野郎は全裸にゴム長靴の男臭い格好だった。
でも生垣の高さは二メートルくらいある。その生垣から頭を出せるってどれだ
け背の高い雄野郎なんだ…
驚いていると、雄野郎はまた移動して視界から消えた。六尺も消えていた。
また、いつのまにか「オッス」という音も無くなっていた。