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NVIDIA社がセールス・開発に積極的に動きGeForceは低価格な上に高性能なチップとユーザーの評価と地位が上がる中、3dfxの新チップVSA-100を2基搭載したVoodoo5 5500は発売が大きく遅れ2000年の6月に登場した。
これはNVIDIAのGeForceシリーズやATIのRage 128シリーズより高性能なカードではあったのだが、その頃にはライバルのGeForce 2シリーズが発売されており、しかもVoodoo5より低価格を実現し普及していた。
Voodoo5には当時としては画期的な新技術が搭載された豪華なカードではあったが、あまりに高価な上、もはやGeForce2に対して優れてはいても、価格差を解消できるほど圧倒的な性能差の違いはなく、優位を完全に取り戻すことはできなかった。
また、Voodoo5は扱いの困難なフルサイズボードであり、ミドルタワー以上のケースでなければ搭載が難しい、搭載されたVSA-100は発熱が非常に激しく、冷却が確保されたケースでなければしばしば熱暴走を起こすなど、
性能にこだわる余り、ユーザーの利便性、製品の普及性や製造コストなどが犠牲となる結果となった。
なんかどっかで聞いた話だ