10/03/30 15:33:41 fwVElpMa
最新のsemi
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我々が、問題は要求されている電圧で動作しない「弱い」トランジスタだといったのを覚えているだろうか。
歩留まりを改善したくば、代償に消費電力に関する判断基準を引き下げるという方法があるが、
NVIDIAはまさにそれをTDPを250Wにまで引き上げることによって行った。
電圧を上げることでトランジスタのスイッチ速度を引き上げる古典的なオーバークロックの手法だ。
我々はTDPの250Wという数字は信じていないものの、なにせテスト結果を見るとTDP188WのHD5870と、
「250W」のGTX480とで130Wほど消費電力に差が生じているからだが、それが公式のスペックだ。
NVIDIAは32個のシェーダーをクラスタごと削減しておきながら10,000枚のユニットを作ることすら出来なかった。
クラスタを丸まる一つ削減した上で、さらに電圧を上げなければそこまでたどり着けなかったのだ。
製造不可能という言葉の意味がわかってもらえただろうか。
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480SP、1400MHzのカードはかろうじて生産可能なだけだ。
もし現時点で予約注文をしていないのなら、手に入れるのはばかばかしいほど限定されている枚数のせいでほぼ不可能だろう。
うわさを信じるのなら、NVIDIAの購入したリスクウェハ9,000枚は10,000枚以下のGTX480と、
その倍あるかないか程度のGTX470を製造できた程度のようだ。
この数字が本当なら、昨秋の2%の数字以下ということになる。
こういう形の歩留まりについて、何か好意的なことを言うのは非常に難しく、勝利などとはなおのこと言えない。
ただ、1.なんとか%の歩留まりは、たしかに0%よりマシなことは確かだ。
58xxを少し超えるためと最低限の出荷数確保のため
すでにかなりドーピング済みの製品なのだった