10/02/15 08:03:28 +fcchFip
>>22
積セラと電解の両方の周波数帯をカバー出来て、かつ、リプル容量が固体電解
と同程度に大容量だから、電源2次側の平滑用にも出荷されてる。
以下、耐圧と静電容量が似ているOS-CONとProadlizerと日ケミ液体で特性を比較。
1) OS-CON SVPCシリーズ 2R5SVPC820M 2.5V 820μF
2) Proadlizer PF/Aシリーズ PFAF250E128MTE 2.5V 900μF
3) 日ケミ MZAシリーズ EMZA6R3ADA102MHA0G 6.3V 1000μF
ESRで比較(小さいほど良い)
1) 9mΩ 20℃ 100kHz
2) 2mΩ 20℃ 100kHz
3) 160mΩ 20℃ 100kHz
周波数特性(広いほど良い)
1) 100kHz~10MHzで良好
2) 数kHz~GHz帯まで良好でフラットな特性
3) 数kHz~数十MHzで良好(但し温度で大きく変化)
定格リプル電流で比較(多いほど良い)
1) 5380mArms 105℃ 100kHz
2) 5000mArms 105℃ 100kHz
3) 600mArms 105℃ 100kHz
漏れ電流で比較(少ないほど良い)
1) 500μA 2分後
2) 300μA 5分後
3) 3μA以下
tanδで比較(値が小さいほど良い)
1) 0.15 120Hz/20℃
2) 0.1 120Hz/20℃
3) 0.26 120Hz/20℃
容積で比較(小さいほど小型化出来る)
1) 表面実装 11.9mm x 8.3mm x 8.3mm = 0.8立方cm
2) 表面実装 16.7mm x 12.1mm x 2.5mm = 0.5立方cm
3) 表面実装 9.0mm x 8.3mm x 10.0mm = 0.7立方cm
Proadlizerは基盤裏面にも実装出来る高帯域の大容量キャパシタ