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■フォーマット
・クイックフォーマット→読みも書きもしない(MFT作成して、先頭と末尾にシークできたら終了) 所要時間20秒で完了
・通常フォーマット→クイックと同じMFT作成+全領域を読み込み(不良セクタチェックのためのリードスキャン) 1TBで4時間
・WD DiagnosticsのExtended Test→不良セクタを発見するためにフルスキャン 1TBで4時間
・ゼロフィル(ZeroFill)→全領域に00を書き込み、ファイルシステムおよびデータを抹消
●フォーマット方法
・お手軽フォーマット ⇒通常フォーマットのみ(読み取り検査すら不必要なら、クイックフォーマットのみ)
・中庸フォーマット ⇒Data Lifeguard DiagnosticsでExtended Test→クイックフォーマット
・念入りフォーマット ⇒Extended Test→Write Zeros(ゼロフィル)→Extended Test→クイックフォーマット
純正診断ツール「Data Lifeguard Diagnostics」
URLリンク(support.wdc.com)
DiagnosticsでFailが出れば、初期不良交換コース。
フォーマットの前後でSMART値・転送速度を比較し、個体のクセを早期に把握すること。
大容量HDDを正確に運用するためには、最新バージョンのBIOS・チップセットドライバ・デバイスドライバ・ベンダツールが必要。
●OS別のAdvanced Formatとパテ切りのガイドライン表
2009/12月発表のEARSから物理レベルのフォーマットが、新世代の4096バイトAdvanced Formatに変更。(論理レベルは旧来の512バイトのまま)
・WD Allgnを実行・・・WD Allgnでアライメント修正の手順が必要
・該当なし・・・何もしなくてそのままでok
URLリンク(www.wdc.com)
このツールは、物理上の1セクタ(4096バイト×1)を論理上の8セクタ(512バイト×8)としてエミュレーションする際に
XPで生じる不具合(物理レベルのデータ分割と論理レベルのデータ分割での不整合)をパーティションの開始位置を
Vista以降のOSと同じ扱いにすることによって解決するもの。
未対応のツールでパテをいじると、不整合により速度低下する。
管理ツールでパテ切り>フォーマット>WD Align Utility実行でアライメント修正という手順となる。