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2億8千万円の寄付偽装-陸山会の土地購入問題
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる問題で、
同会が購入翌年の2005年の政治資金収支報告書に、二つの関連団体から
計2億8000万円の寄付があったように装った虚偽記載をしていた疑いのあることが10日、関係者の話で分かった。
前年の土地購入に関する不記載が発覚しないよう、つじつま合わせをしたとみられる。
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の会計処理を巡る問題で、
政治資金収支報告書に記載されていない資金移動が05年と07年にも計約12億円あることが関係者の話で分かった。
既に判明していた04年の土地購入前後の約5億円と合わせ、不記載総額は17億円を超える。
「藤井さんが辞任しそうだ。自由党幹事長当時のカネの問題を国会で追及されたくないということだ」
藤井裕久・前財務相の辞任に先立つ今月3日夜、自民党の閣僚経験者が谷垣総裁に電話でこう告げた。
この議員も自由党出身で、当時の政治資金の不透明な処理が小沢氏や藤井氏の「弱点」であると推察した。
予算編成を巡る小沢氏とのあつれきや健康不安だけが辞任の理由ではない、というわけだ。
自由党は2003年9月に解散し、民主党と合併した。
自由党は解散当日、すでに党に支給されていた政党交付金を、党の政治資金団体だった
「改革国民会議」に5億6096万円、所属国会議員の政治団体などに500万円ずつ
計1億7500万円を寄付するなどして使い切った。
政党助成法は、解党時の残金について「総務相が返還を命ずることができる」と定めており、
自由党の処理方法には「返還逃れ」との指摘がある