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■フォーマット
・クイックフォーマット→読みも書きもしない(MFT作成して、先頭と末尾にシークできたら終了) 所要時間20秒で完了
・通常フォーマット→クイックと同じMFT作成+全領域を読み込み(クイックフォーマットではできない不良セクタのチェックのためリードスキャンをしている) 1TBで4時間
・WD DiagnosticsのExtended Test→不良セクタを発見するためにフルスキャン 1TBで4時間
・ゼロフィル(ZeroFill)→全領域に00を書き込み、ファイルシステムおよびデータを抹消
容量を平均転送速度Ave(HD Tune)で割れば、全領域読み込み時間が推定できる。
1,000,000MB(1TB)÷75MB/s(SATAⅡ接続 5400rpm)÷60(換算:分)÷60(換算:時)≒4(時間)
純正ツール「Data Lifeguard Diagnostics」のExtended Testでは、不良セクタのチェック済みだから、
改めて通常フォーマットしなくても、クイックフォーマットだけでOKとするのが中庸コース。
メーカーツールで全領域リード・全領域ライトをやるのが、全領域に対して読みも書きもチェックできて最も安心であり、
ゼロフィルを挟んでリードスキャンを2回繰り返せば、1回だけよりも代替処理に漏れがなくなる。(念入り)
なお、DiagnosticsでFailが出れば、初期不良交換コース。
フォーマットの前後でSMART値・転送速度を比較し、個体のクセを早期に把握すること。
ショップ保障期間中であれば、C6回復不可能セクタ数1で交換に応じるショップは多い
●フォーマット方法
・お手軽フォーマット ⇒通常フォーマットのみ(読み取り検査すら不必要なら、クイックフォーマットのみ)
・中庸フォーマット ⇒Data Lifeguard DiagnosticsでExtended Test→クイックフォーマット
・念入りフォーマット ⇒Extended Test→Write Zeros(ゼロフィル)→Extended Test→クイックフォーマット
純正診断ツール「Data Lifeguard Diagnostics」
URLリンク(support.wdc.com)
ツールマニュアル
URLリンク(www.wdc.com)
(WDのDOSツールはプログラム上のクセがあるためか、USBメモリからの起動を推奨)
大容量HDDを正確に運用するためには、最新バージョンのBIOS・チップセットドライバー・デバイスドライバー・ベンダツールが必要。