09/05/22 22:31:51 pYDwq+gH
>>977
32bit版Windowsでは仮想メモリーも含めた全てのメモリーの限界容量が4GBという絶対的な条件があるからである。
PCではハードウェア・コントロールのために1GB程度のメモリー領域を独占使用するが、これがメモリー上限である4GBの中に食い込んで来てしまい、
その分Windowsは使用を禁止される。例えば、256MBのVRAMを積んだビデオカードを乗せている場合、
この256MB分のメモリーは上限である4GBの範囲内で動作するしかない。本来、こうしたハードウェア・コントロールに必要なメモリー容量は、
そのPCに搭載されているハードウェアの構成によって違って来るのだが、32bit版Windowsでは、余裕を見て3.12GBまでしかメモリーを使用しないよう自制する仕様になっているようだ。
従って、4GBのメモリーが積まれていてもWindowsは限界までメモリーを使えないのである。
というわけで、32bit版Windowsでは、理論的には4GBのメモリーを積めるのだが、実際には3GB程度しか利用できない。