09/05/20 08:16:22 g7gdefx6
Microsoftが「Vista飛ばし」を推奨?
「米Microsoftが,評判の悪い現行クライアントOS『Windows Vista』への移行を見送るよう
顧客にアドバイスした」という話題が,ウイルス並みの広がりを見せている。これが事実であることは
間違いない。ただし,いくつか前提条件がある。
MacintoshおよびLinuxの支持者が自分たちの勝利を誇示し始める前に,同社の発言内容を
正確に示しておこう。同社は,「顧客のなかには『Vista飛ばし』を望むところがあるかもしれない」と
示唆したに過ぎず,そうした顧客には「Windows Vista導入を見送って『Windows 7』へ移行する」
ことを推奨している。
今回の発言を受けて,ある辛辣なLinux系サイトには「私が以前からずっと主張し続けてきた通り,
Microsoftはついに『Windows Vistaが失敗作』であることを認めた」という不正確な見解が掲載された。
また,これよりは若干控えめの「MicrosoftのWindows担当幹部が今週,複数の企業にWindows Vista
導入計画を破棄するよう説明した」といった記事もある。
本当はどのような状況なのだろうか。Microsoftが2008年5月第3週にカリフォルニア州ロサンゼルスで
開催したIT技術者向けカンファレンス「TechEd」で,同社上級副社長のBill Veghte氏は基調講演の際
「Windows Vista導入を始めたばかりの企業顧客は,導入計画を止めてWindows 7を待った方がよい。
当社は2009年のホリデー・シーズンに向けてWindows 7を発売する」と述べた。
つづき
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