09/03/13 00:59:56 D4cUgOmQ
>>276
磁性体を作ってるメーカーは、ハードディスク組み立てメーカーよりも、少数。
ぬっちゃけ、磁性体の供給元の都合(能力)で、1プラッタあたりの容量が決まるわけよ。
それで、どこの組み立てメーカーも、1装置あたりの容量が320GBとか500GBとか750GBとか
1000GB…という区切りになっていて、大差ないのは、そういう理由だ。
メーカー側の装置の更新とか製造ラインの構成とかの都合と、顧客との関係で同業他社との
競合の都合なんかで、作りやすい種類と需要とがたまにズレることがある。
500GBプラッタ(片面250GB)の製造ラインで、1装置320GBを作らなければならないことが
あったりすると、
・値段の高い磁性体を一面べっとり満遍なく塗って、ヘッドがファームウエアで320GBの
範囲までしか動かないように調整する。
・ヘッドがファームウエアで320GBの範囲までしか動かないように調整し、その範囲だけ
値段の高い磁性体を塗る。
・他社に頼んで334GBプラッタのラインを持つ工場で334B用の磁性体とヘッドで作ってもらう。
・しょうがないから、むりやり、ライン作って、磁性体とヘッドを仕入れて、作る・
というような選択肢があるわけ。
数が少ないときには、ファームウェアで調整、どうかすると個別にラベルすら作らない。
というようなこともある。
が、そうでないときには、コストなんやら状況の状況でいろいろな取り得る。