08/11/22 16:49:06 4DeBDla3
○今日までの流れ
ツクモ、支払いサイトの短期化や競争激化による利益率の低下などから資金調達が急務となっていたが、
従来からキャッシュ不足を指摘されるなど不安材料を抱えるなか、増収増益予想を立てていた2008年8月期
決算は期待ほどの伸びを見せず、シンジケートローンの一部償還もあって資金繰りはひっ迫。
8月28日 ツクモ、運転資金調達のためNECリース融資契約を締結。
この契約では商品を融資の担保とし、万一の保険として、
ツクモが民事再生法を申請した場合には商品の販売ができない
という内容になっていた。
10月30日 ツクモ、突然の民事再生法の適用を申請
NECリースとの契約により商品の販売ができなくなる
→ツクモ、これを無視して販売強行
NECリース側から再三の改善の申し入れと再生計画の提案
→ツクモ、これらに一切応じず販売強行
11月21日 NECリース、担保である商品をこれ以上減らさないために
担保権を実行、裁判所に商品の管理を一時的に移す
(商品はNECリースに渡ったわけではない)
→ツクモ、担保権実行手続中止命令の申立て行う ←いまここ
○まとめ ①ツクモは融資後わずか2か月で民事再生法を申請し債権者を裏切った
②ツクモは民事再生法申請後も商品を販売し、契約を踏み倒した
③NECリースはツクモの契約不履行後、3週間も担保権を実行せず再生計画を提案しつづけた
④ツクモは債権者のイメージダウンを図ったともとれるプレスリリースを発表、ニュースになる