08/03/13 16:44:24 vo3HrKRv
Isaiahの命令の流れは、結局のところ
FIQ→変換器またはマイクロコード→uopキュー→ROB→レジスタリネーム→RS
となっています。
このうち、fused uopsを保持するのは、uopキューとROBだけですが、
前スレ992のパクマン氏の言う通り
> そもそもROBにはx86命令もmicro-opもそのものは入らないだろ。この辺はMACオタも勘違いしているようだが。
> ROBはインデックス化された命令のアドレスとその実行結果etcを保持しているのが普通だが。
> つまり制御情報を保持しているのであって、命令そのものを保持しているRSと違うので混同しないでほしい。
ROBには命令そのものは入りません。
(パクマン氏の992の書き込み「自体」は、まったく正しいものです)
ところで
・fused uopsをexecutable uopsに変換するパイプラインステージは存在しない
ので
・fused opsは、ワイヤリングと簡単なロジックでexecutable uopsに分解できる簡単なフォーマットである
ことが推測されます。
そうすると、fused opsは比較的スカスカな命令フォーマットになりそうですが
・fused uopsを保持するのはuopキューのみ
なので、キューのエントリ数にもよりますが複雑で高密度なfused uopsフォーマットを採用する必要性は低いと思われます。
結局、前スレ845
> fused micro-opsというのは、実装上はおそらく単に3つのmicro-opsをパックしただけのものだと思う
は、妥当な推測だと思います。
パクマン先生、いかがすか?
前スレ
986 名前: パクマン [sage] 投稿日: 2008/02/13(水) 23:09:32 ID:6U5Xr+1Q
MACオタの
・ROBはIntel用語
は確かにイタイが、粘着くんの
・ ROBにはx86命令が入る
・ fused micro-opsというのは、実装上はおそらく単に3つのmicro-opsをパックしただけのものだと思う
・ fused micro-opsがROBに入れられて、その後ではじめて分解されて各実行ユニットのRSに送られる
この辺のまちがいもあるからな。どちらも間違いがあったが、総合ではMACオタの方がx86周辺の実装を
理解していたので勝ちと言うことにしよう。