09/03/23 23:01:04 3juuaMjc
>>342
NGN(次世代通信網)の本来の目的は
1.IP(パケットの送受信)技術を使って、携帯やインターネット、無線LAN,
固定電話などバラバラだった通信網をひとつに纏める
2.IP通信なのに通信速度や通信品質、安全性を保障する
ことです
参考:URLリンク(japan.zdnet.com)
VDSLをNGNでないネクストといった理由は、2.の要件を満たせないためです
ご存知のようにVDSL(Very high-bit-rate Digital Subscriber Line)はADSL(Asymmetric
Digital Subscriber Line)と技術的には同じで、通信速度は回線の距離や質に左右されますし、
VDSL装置は電源が必要なため信頼性に問題があります
現状では、集合住宅はVDSLから光配線に移行する事が難しく、このような理由からVDSLの
ネクストはNGNとは呼べないのですが、
>『以前よりも折り曲げが自由で,径が細く,摩擦の少ない光ファイバ・ケーブルを使うことで,
>棟内の電線管を活用して容易に光配線を各戸に送り出せるようになる』
実証実験を進めており、(私も大阪の公営住宅で実験が行われていると、去年の秋ごろ話を
聞いておりました)この工法が実現すれば、VDSL方式から光配線方式への移行も可能になります
また、光ケーブルを分配する
>光配線方式用のスプリッタは,VDSL装置に比べてサイズが小さく電源も不要<
>将来仮にユーザー・インタフェースを1Gビット/秒に増速しても対応できる。
>メンテナンス面でも電源などが必要なVDSLに比べて安定している
ということで、VDSLから光配線への移行によってNGNの要件を満たすことが出来るようになります
この工法は、2009年の下半期に全国での導入を目指しています
記事:2008年12月3日 ITPro
URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)
説明がへたくそで申し訳ありませんでした