09/09/20 18:09:32 pQMAVD0t0
許さん、かおりさん、2人ともたまに「昔と違って今の日本の若いのはタチ悪くなったな~」って言うよね
「昔の日本人はもっと謙虚でまじめで、おおらかで、今みたいな異常な凶悪犯罪とか悪質な少年犯罪なんてなかった」
とかね
でも実際に警察庁の統計を見ると、この2人が(あえて、なのか、無知なのかは知らないけど)ウソを言ってる事が分かる
終戦直後の混乱期である昭和20年代と比べるのは良くないから
昭和35年と現在を比べてみようか?
典型的な例として「子供を狙った悪質な強姦事件の被害者数」を見てみよう
昭和35年→458人
平成19年→46人
もうひとつ「最近の若者はキレやすく、凶悪な少年犯罪が激増している」というのが
完全なウソである事も書いておく
「少年刑法犯による殺人の検挙人数」
昭和35年→438人
平成19年→73人
「少年刑法犯による強姦の検挙人数」
昭和35年→4407人
平成19年→113人
--------というわけだ。犯罪は減ってる。特に悪質な強姦、強盗、傷害、殺人は激減してる。
だからニュース番組ではこう言う
「最近、幼い命を狙った凶悪な犯罪が後を絶ちません」
「キレやすい若者、悪質な少年犯罪が後を絶ちません」
この「後を絶ちません」というのは非常に便利な言葉だ。「増えています」または「激増しています」と言うとウソになってしまうが
「後を絶ちません」と言えば、どんなに減っていようが、ゼロにならない限り永遠に言い続ける事ができる