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まず1つ目のプロセスとして、元となる映像を、細かい模様で構成される「テクスチャー部」、
テクスチャー部の輪郭となる「エッジ部」、そしてテクスチャー部とエッジ部を除いた「平坦部」に分類。
ここでLSIがテクスチャー部に「超解像」処理の狙いをつける。
2つ目のプロセスは、まず一度1920×1080ドットのフルHD画質にアップコンバート。
今までのアプコン処理はここまでだったが、ここからが本題だ。
つづけてそれを、あえて元の映像解像度にダウンコンバートして、元となる映像と比較する。
そこでの差分を検出することで、理想の状態に近づけるよう補正。
これが東芝の超解像の仕組みだ。
元となる映像に任意で段階的に既存の技術であるブラウン管TVで馴染みのシャープフィルタを適応。
これが三菱の超解像の仕組みだ。
同じ超解像技術に力を入れるメーカーだが、それぞれ超解像に対する姿勢や理解は様々である。
新しい技術新しいサービスに対応してゆくTVやモニター選びは、これからもますます難しくなってゆくだろう。