07/04/24 21:17:46 19c6l57+
[まとめ]
○2690スタンダードモードでAdobeRGBデータを表示
(データに見合うパネルの色域。色座標の変換も不要)
×2690スタンダードモードでsRGBデータを表示
(データと色域が異なるので、必ず色ずれが起こる)
×2490スタンダードモードでAdobeRGBデータを表示
(パネルの色域以上は表示できない。2690買うべし)
○2490スタンダードモードでsRGBデータを表示
(データに見合うパネルの色域。色座標の変換も不要)
×2690sRGBモードでAdobeRGBデータを表示
(無意味)
△2690sRGBモードでsRGBデータを表示
(データに見合う色域だが、3D LUTによる色座標の変換では”無い”2次元マトリックスなので中間色の色ずれが必ず起こる)
***
2690のsRGBモードはあくまでも擬似的なモード。
ちゃんとしたAdobeRGB => sRGBの色変換をするには3D LUTを使うしかない。
ハードで3次元変換積んだ液晶なんてこの価格帯では存在しないけどな。
ソフトで3次元変換させるならMacのColorSyncなりフォトショなりなんなり使うしかない。
だから(レタッチ以外の)一般用途で使う
Windowsの普通のアプリ(=色座標の変換なんてしてくれない)で
sRGBデータを読むと、2690では(スタンダードでもsRGBモードでも、それぞれ異なる理由により)色がズレる。
実際は、色空間の変換以外にも、諧調(おなじ8bitで表現する以上、2690の方が不利になる)の問題もあるけどな。