07/03/20 21:48:38 fkwvdHEj
これは極端としても、キーボードは高級品が復活して市場を得ているのに、
モニタは粗悪品ばかりになっていってしまうんだろうな。
なんとかRDT261WHとか、多彩なI/Fはあるけど肝心なモニタ部分が駄目だし。
純粋にパネルで勝負なんて品物がほとんどない(新製品じゃLCD260WUXiくらいなものだ)。
同じヒューマンインターフェースなのに。
元麻布春男の週刊PCホットライン
50万円超の漆塗りキーボード「HHKB HG JAPAN」を試す
URLリンク(pc.watch.impress.co.jp)
上で述べたワンコインは極端にしても、1,000円~3,000円も出せば、キーボードは普通に買える。
むしろ今ではキーボードに1万円以上を投じるというのは、かなり特別な要求を持ったユーザーだと
言えるのかもしれない。だがそれでも、1~2万円クラスの高級キーボードには確かに需要がある。
そして、その世界を築き、守ってきた製品がこのHHKBシリーズだ。HHKBが高級キーボードにも
一定の市場があることを実証しなければ、東プレの「RealForce」シリーズが市販されることもなかったかもしれない。
同じ入力デバイスでもマウスになると、日本のベンダの影は薄い。彼ら米国ベンダの製品は、
高級になればなるほど機能が向上していく。ホイールがついたり、インターフェイスがワイヤレスになったり、
といったカタログでも分かりやすい機能追加が行なわれることが多い。
それに対して、国内市場で高級キーボードとして成立する製品の多くは、打鍵感の良さを訴求するものが大半だ。
海外でも昔のIBM純正キーボード(ほとんどは中古)を取引するサイトがあるくらいだから、キータッチにこだわる
ユーザーも少なからずいるハズだが、なぜかそうしたユーザー向けにキーボード製品を提供する会社を見かけない。
日本のユーザーが数万円という対価を支払うことで、今でも高品質のキーボードを入手することができるのは、
HHKBの功績が大きいのではないかと筆者は思っている。このHGシリーズに手が届くのはごく一部の人だろうが、
HHKBの10周年を記念して、こうした趣味性の強いモデルがあっても良い。
少なくとも、人間が直接触れるキーボードが数千円の安価なものばかりになるのは、勘弁して欲しいと思う。
モニタも勘弁して欲しいんだが…。