09/12/02 03:47:12 1KuGIcLu
>>173
脱出ゲー
謎解きヒントと謎自体を手に入れるには総当りでオブジェクトを「調べる」必要がある。水が必要だからツボ、
とかそういうロジックは一切ない。
例=蜘蛛の巣を調べたら数字の入力を求められる。
一頃流行ったFLASH脱出ゲーばりの「調べられるだけ調べろ、調べられなそうなものも調べろ」ゲー。
そうして見つけたオブジェクトやアイテムを組み合わせてできることはないか、解ける謎はないか頭を捻る。
ここまでは難易度設定の範疇だと思うが、問題は
・以前調べて何も無かった場所でも、謎解きを進めるとイベントが発生することがある
・同じオブジェクトも何度も調べることで違う反応がある
という二点。
実際には手元のアイテムや情報で解ける謎であっても、行き詰って
「謎解きが進まないのは手元の情報・アイテムが足りないせいかもしれない」
と疑った時点で上記二点によって無限に「調べる」回数が増えてしまう。
特に前者は深刻で、アイテムを手に入れた時点でイベントが追加されたのか、、オブジェクトの描写が有った時点か、まったく分からないので、
小さな進展がある→詰まる
というこの手のゲームではお決まりの展開(というかゲームそのもののコンセプト)がある度に再度最初の部屋から
・前回は何も無かった所も
・複数回調べる
必要が出てくる。明らかに謎解きよりも調べる、調べなおす、調べたおすことの方に重点をおいたゲームになってしまっている。
そのストレスを倍増させるのがやたらと死にまくる点。
調べただけで選択肢なしで死ぬイベントや、マップ中をぞろぞろと歩き回って触れただけで死ぬお邪魔キャラ。
先述の通り、やたらと同じマップを往復させられる=何度も同じ鬼ごっこをさせられる上にこまめなセーブが
かかせないというストレス満載のゲーム。
謎を解いて欲しい、オブジェクトを猿のように調べまくって欲しい、調べなおして欲しい、何度も即死して欲しい、何度も同じルートで
同じルーチンのキャラと鬼ごっこしてほしい、どれもコンセプトとしては一つで十分にお腹いっぱいな上に、謎解き以外はこれっぽちも
ゲームとして面白くない。
演出がどう、セリフがどう、キャラがどう、謎がどう、とか言う前に作り手がプレイヤーのことを全く考えていない。0点。