08/07/26 20:37:38 1R7wifKH
おもらしは社会的に許されない行為であり、また未熟な人格の持ち主だと烙印を押される行為でもある。
見る側としておもらしに興味を覚えるのは次の3つのパターンがある。
・見下す快感
社会的地位の高い人、人格が優れている人、しっかりしている人がおもらしをすることで
そのギャップを楽しむ快感。
美人OL(眼鏡装着)がおもらし界で人気を得ているのはこの見下す快感を得ようとする
人間がいかに多いかの証明となるだろう。
この考えをもう一歩進めると社会的地位の高い紳士のおもらしを新ジャンルとして
提唱できるのではないかと個人的に考えている。
この考えの唯一の欠点は社会的地位が高い紳士は必然的に高齢となる為、
介護との区別がつかなくなり、その人格の潔癖さの担保が取れなくなる可能性を
はらんでいる事である。
・狩人としての本能
本来おしっことは命をかけた行為である。野生の動物はおしっこをする所を絶対に他人に見せない。
それほどおしっことは無防備な行為であり、その行為中に襲われて命を落とすことが少なくないからである。
少年コミックでは度胸や肝の太さを描画する技法として、主人公たちに公衆の面前で立ち小便をさせるという
手法が定着している。少年たちはそのおしっこの立ち振る舞いにあこがれを抱くのである。
おしっことはまさに命と密接に関わった行為であり、本能的にその行為に反応してしまうのである。
・極限状態での興奮への感情移入
誰しも何度かのおもらしの経験はある。年齢を経るにつれておもらしに達する事はなくなるが、我慢する過程で
極限的な興奮を覚えるものである。人間が人生の中で必死になれる行為などそれほど多くはない。
日本は授業・仕事・電車などおしっこが限定されることの非常に多い国である。
おもらしというジャンルが日本で一般的にとても受け入れられているのもその前過程であるおしっこ我慢という行為が
ポピュラーな行為であるが故だろう。
おもらしの本質はその脱尿行為ではなく、それに至るまでの状況と気持ちの変遷ではないかと考える。
そして、”おしっこ後”という自分の人生ではけして展開されなかったパラレルワールドをIFの世界として
強い感情移入をもって経験できることが、一連のおもらし作品の魅力ではないだろうか。