09/10/27 23:43:39 d/05ugDe
季節は夏。物語は主人公・天崎弘希がアメリカの留学から帰国したところから始まる。
出迎えるのは懐かしい幼馴染の面々。平凡ながらも楽しい日々が訪れるであろう事を予感させていた。
しかし彼が望む平凡な日常も長くは続かない。町で騒がれる連続通り魔事件。弘希はその犯人と出会ってしまう。
その犯人は弘希よりも若い無邪気な少女・音滝火乃香だった。
彼女に興味を持った弘希は毎夜彼女と出会うようになるが……。
・世界設定
いちおう現代日本。
ただし超能力とか色々ファンタジックな設定が実在する。
そういう関係の秘密結社とかブラックな感じのものもあるが公には知られていない。
・天崎弘希(あまさき ひろき)
主人公。小学校高学年のとき、アメリカに留学する。
基本的に人当たりはいいが友人相手には非常に毒舌。あまり見えないが刹那的快楽主義者。
特技は料理。15歳くらいのときから一人暮らしだったので家事は粗方できる。
呼吸器系の疾患を持つため長時間のスポーツは苦手。体力自体はそこそこあるので短距離走とかなら得意。
超人的な思考速度・処理能力・空間把握力を持つため、相手の動きを予測することに長ける。
アメリカで知り合いの化け物みたいに強い人物に護身用とか言ってナイフ格闘術を叩き込まれた。
おかげで火乃香を返り討ちに。それがきっかけで懐かれる事になる。
・音滝火乃香(おとたき ほのか)
連日ワイドショーに取り上げられる殺人鬼の正体。ホームレスヒロイン。
外見はパンキッシュな格好の少女。つるんぺたんに一人称「ボク」なので最初弘希に男に間違えられる。
楽天的かつ即物的、刹那的。本能に忠実とも言える。生活能力は皆無。
そのあたりで弘希と波長が合ったのか、特に約束もしていないのに毎日深夜の公園でダベるようになる。
裏社会のとある組織に属する暗殺者。本人に罪の意識はない。
超能力者。「手にした細長いものを最高級の刃物にすることができる」
ファッションアクセサリー兼用の細い重り付チェーンを刃物に換えてぶん回す。
町で起きてる通り魔事件は彼女の趣味。