08/01/20 19:11:33 G6ttoWTs
>>504は真っ暗な闇の中に落ちて行った。一寸先も見えない。手を伸ばしても、足をばたつかせても
何にも触れない。どこまで行っても落下は止まらない。こんなことがありうるのか。だが下から
吹いてくる風は本物で、落下しているという感覚だけは確かなものに思われた。>>504は底なし穴に
落ちてしまったのだ。
数十分が経ち、>>504はこれが魔法のトラップではないかと思い始めた。つまり落下している
のではなく、自分はこの真っ暗な場所に浮いていて、下から風が出ているだけではないかと
思ったのだ。だがもしそうだとしても、状況は何も変わらなかった。次第に肌と唇が乾いてきた
ということを除いて。
そしてさらに、さらに長い時間が経った。14へ行け。