スキルのある人材募集at GAMEDEVスキルのある人材募集 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト187:名前は開発中のものです。 06/09/20 00:14:59 8z1FH6zc 596 名前:続き[sage] 投稿日:2006/08/24(木) 15:55:00 0 三年の夏休みの三分の一を潰して俺は脚本を書き上げた。 タイトルは「終わらない物語」 終われ。つーか、始まるな。 ファンタジーなパラレルワールドに迷い込んだ普通の高校生男子が、 現実世界に戻るために異世界を冒険し、なんだかんだでお姫様を助けて、 元の世界に戻ってくるんだけど、現実世界のクラスメイト♀が実は 例のお姫様の異世界同一体で、パラレルの影響で主人公を好きになってました、 みたいな全く意味の分からない壮大なアドベンチャー。 さらに痛いことに、主人公は自分、お姫様はクラスの好きな女子が演じる想定。 しかも、コピー用紙両面刷りで20枚弱(これでも削った)。馬鹿か。 だが、俺は達成感に満ち溢れていた。 「○○、お前スゲェな。今まで馬鹿にして悪かった」「○○君、才能あるよ!」 クラスメイトたちの賛辞が頭の中に湧き上がる。 実際、そのときは自分がプロ並みの腕を持っていると思っていた。死ねばいいのに。 そして、休みが明けて最初のホームルーム。 HR委員に渡しておいた台本が全員分印刷され、配られる。 今思えばHR委員、苦笑いしてた気もするけど、もうどうでもいい。 序盤から爆笑の嵐。失笑の渦。 「あれ?コメディ要素は少なめにしたはずだけど?」などと思い、戸惑う俺。 「呪文ウケるwwwこんな長い台詞覚えられねーwwww」 「竜王ヴァルヴァトロスwwwww竜王ヴァルヴァトロスwwwww」 「キモい」 教室のゴミ箱はすぐいっぱいになった。 あの子も本気でキモがって、捨ててた。 俺は泣いた。 休み時間、今までにないくらい激しくボコられた。 涙すら出なかった。 ちなみに、文化祭当日、うちのクラスは休憩所になった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch