09/07/28 23:32:17 7FAZNNCJ
長文です。嫌な方は飛ばしてください。
DTMの衰退ってどんなことか考えてみたんだけど、DTM音源の低価格化、技術の
高度化による自動化が進むと今、MIDIの打ち込み特にギターなんかの解ってる人
じゃ無いと難しい事を自動的にやってくれる様になるよね。ピアノロール入れるだけで
8割がたOKでちょっと手直しみたいに。さらにOSにバンドルされるようになって
皆が気軽にDTMに触れられるようになったとする。するとどんなことになるだろうか?
恐らくリアルな打ち込みが出来るという能力は無意味なものになり、純粋に作曲、編曲
能力だけが評価され、演奏なら肉体的鍛錬を必要とする生楽器だけが評価されるだろう。
つまり作曲編曲の能力プラス パフォーマンスだから評価される、という状況になるの
ではないか。
さらに誰もが作曲に挑戦し、投稿し、低レベルなまま飽き、聞く人も大量に投稿される
低レベルな作曲もどきには何の反応もしなくなり、無視するようになり、実演奏だけが
価値を持つようになるだろう。そのときがDTMの衰退、というかDTMという付加価値が
なくなりペンや鉛筆と同じ、想像力を記録するための道具になる時なのではないだろうか。
だがこれはDTMが無価値になるだけで、音楽的才能を開花させる、あるいは発掘するという
観点からはもしかしたらプラスかもしれない。