07/09/30 07:21:09 iGolNN3y
過去のDTMブームでは、
DTMという文化を創ろうとしたRolandに対し、
ヤマハは後から参入した。
そしてDTMブームが去ろうとしていた当時、ヤマハ関係者の中には
「DTMは初心者の遊び」
「DTMのせいでアマチュアで音楽やってる人のレベルが落ちたように見られて迷惑」
「DTMのコピ曲サイトは、元のアーティストに対して失礼な出来が多いため不要※」
という冷ややかな意見も。
(実はエレクトーンに対しても同様の意見。
エレクトーンは昔自らが作りだした文化なのに、
今や、現状の枠組み(「エレクトーンはエレクトーン」)から飛び出て新しく発展させよう
という気概はない。)
今回のVocaloidブームでは、どのように受け止めているだろうか?
ヤマハの研究所は、楽器部門と別の予算枠で動いているのがせめてもの救いである。
(なお、このソフトが売れてもヤマハ全体の売り上げの割合からすると誤差範囲)
最近Youtubeで話題のtenori-onも同研究所が主体で開発されたと聞く。
今後の活躍に期待したい。
(※ CD業界と違い、楽器業界にとってはJASRACの取り締まりは面倒かつ利益の減る存在である。誤解のなきよう。)