08/06/19 23:15:13 C1ZDFOKy
でも最近、逆に考えると、ミュージシャンたちにとっていい方向に向かってる気もしてきた。
間違いなく、もうすぐ日本じゃ企業形態で音楽産業をやるのが不可能になる。ほぼ間違いない気がする。
数万枚しか売れないCDがほとんど。ヒットしてもたかだか40万枚くらい。もうそろそろ限界なはず。リストラだけじゃ支えきれないだろう。
CD小売店も非常に危うい。もしかしたらこっちが先に逝くかもしれない。
遅かれ早かれ、立ち行かなくなるのは、心のどこかでみんなわかってるんじゃないかな。
急に売り上げが上昇するとも思えない。この流れはもう止めようがない。
「ミュージシャンがホームスタジオで作った曲をそのままアップしてダウンロード販売」
これ、理想の形なんだろうけど、これが現実味を帯びてきたっていうか射程距離にはいってきた気がする。
以前にもこういうこと書いたことあるけど、そうすると
「ダウンロード販売でもどんだけ運用コストかかると思ってるんだよ、ムリ」とかいう意見もあったけど、
今はCD BABYに送れば5千円で世界中のituneで売れるし、SYNCLっていうブログだと月500円で好きに販売できる。
「メジャーとやらないと莫大な宣伝費はどうやって捻出するつもりだよ。ムリ」っていう意見もあった。
しかし、この意見の人は変化でどうなるか気づいてないんだと思う。
社員を食わせて巨大な企業を維持しなくてもいいんだから、そもそも大量消費してもらう必要がない。大金をかけて大量に広告する必要もない。
CDっていうメディアの終わりであって、配信では売れてるからレコード会社は大丈夫。という見込みもあるだろうけど。
しかし、そうなると>>138のようにふつう考えるようになるのは当然。
CDの管理が難しいから起業とやってたのであって、個人でのダウンロード販売が可能になってから後、個人と同じことを企業がやって
「はい、あなたに売り上げの3パーセントあげます」なんていうやり方は通用しないだろう。
ミュージシャンたちは、「じゃ自分で直接売るわ。アホらしい。1/30売れば同じだし。これからは自分の音楽で産んだ利益は全部オレのもの」って考えるようになるだろう。
もういっそ、もっと低迷して早くぶっ壊れてほしいとすら思う。