07/11/11 14:10:55 LPO6mxSL
>>784
現代音楽板で、答えを頂いてきました。
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39 :7分74秒:2007/11/11(日) 03:06:12 ID:PJmjzqGf
>>35
短調の音階には通常3種類あります。
(なぜ3種類あるのかについては、ここでは長くなるのでURLリンク(ja.wikipedia.org)を参照。)
1.自然的短音階
ラ(全)シ(半)ド(全)レ(全)ミ(半)ファ(全)ソ(全)ラ
2.和声的短音階
ラ(全)シ(半)ド(全)レ(全)ミ(半)ファ(増2度)ソ♯(半)ラ
3.旋律的短音階
ラ(全)シ(半)ド(全)レ(全)ミ(全)ファ♯(全)ソ♯(半)ラ ∥ ラ(全)ソ(全)ファ(半)ミ(全)レ(全)ド(半)シ(全)ラ
しかし、例の変換(ファだけに♯がついている音階)は上のどれにも当てはまりません。
よってイ短調の音階ではなく、そのソフトの変換が間違っていることになります。
長調から短調、短調から長調に変えることを移旋と呼びますが(ハ長調→イ短調のように主音も変える場合は移旋調という)、
この場合、上の3.旋律的短音階を使うことが多いです。
上行時と下行時で音が異なっており、第6音(ファ or ファ♯)と第7音(ソ or ソ♯)は移旋調の際に注意が必要です。
部分ごとにどちらの音が旋律として自然なのか、ご自身の耳で確かめながら移旋調してください。