08/10/20 14:40:15 lW2meag5
たとえばMYUTAのサービスを禁止したら、「着うた」などの音楽配信でもうけているJASRACは
料金収入を守れるだろう。しかし消費者は、家庭で買った曲を携帯で聞くためにもう一度料金
を支払わなければならないので、二重に課金されることになる。問題はそれが本源的な著作者
(音楽家)のインセンティブを高めるかどうかだが、これは実証的にはよくわからない。P2Pの場合でさえ、
コピーによる宣伝効果のほうが大きいという調査結果もある。
ところが、さらに重要な第三の効果がある。この判決によって、インターネット上で情報を共有するサービスは、
ほとんどの類型が違法となる。普通のサーバ業者が今のところ安全なのは、JASRACに目をつけられていないからにすぎない。
もし「ユーザーが音楽ファイルを複製している」とJASRACに訴えられたら、ISPはプロバイダ責任制限法で免責されるが、
それ以外のホスティング業者は賠償責任を負うおそれが強い。最悪の場合には、業務の差し止めや刑事罰も覚悟しなければならない。
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著作権がイノベーションを阻害する