08/12/01 22:22:09 5hGbi/Bq0
少額訴訟を起こす…というのもこういう業者の常套句。
いわゆる「法的手段に出ますのでご了承ください」という文句は、大体このことを言っているんじゃないかと思う。
もっとも、それがどういうものなのか、連中がどの程度理解しているのかは、甚だ疑問だけど。
とはいえ、もし裁判所から「特別送達」(本当の裁判所からの書面はこの「特別送達」で送られて来るので、
それ以外の手段で送りつけられた郵便物などは、“怪しい”と思ってまず間違えない)の形で訴状が届いたなら、
それは無視してはいけない。無視して出廷要請を欠席すれば債権者(を自称している連中であっても)
の言い分が認められてしまい、例え架空請求であっても、「債務者」とされている貴方が支払の責を
負ってしまうことになる。
だが、万一そういう手段に出られたところで何もビビることはない。そう来たなら堂々と受けて立って、
定められた期日までに異議を申し立てればいい。そうなれば通常訴訟に移行して法廷で争うことになる。
でも、経緯といい、請求方法といい、社会通念上にそぐわないものであるから、訴えられたところでまず
連中に勝ち目はないはずだ。それより、その行為の違法性の方が指摘されて裁かれる可能性の方がはるかに高い。
結局、本当に訴訟事件を起こしたら反対に自分たちの身が危なくなる訳だから、
そんな馬鹿なことを自らするはずがないというものだ。
ただし、前にも書いたように連中だって法の抜け道を縫ってやっている訳だ。安易な対抗は反って不利益を被ることも
あり得るので、万一そういうことが起きた場合は、然るべき機関や弁護士などに相談してみるのが良いと思う。