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振り込め内紛で4人殺傷、一味の2人に懲役刑
振り込め詐欺グループの内紛で4人が殺害されるなどした事件で、傷害致死や逮捕監禁致傷
などの罪に問われた住所不定、無職村山明行(27)、東京都西東京市、同渡辺丈晴(26)
の両被告の判決が7日、千葉地裁であった。
山口雅高裁判長は「詐欺グループのリーダーらに指示されて関与したにすぎないが、残忍で
被害者の無念は計り知れない」などとして、村山被告に懲役17年(求刑・懲役20年)、
渡辺被告に同15年(同17年)を言い渡した。
判決などによると、2人は詐欺グループリーダーの住所不定、無職清水大志被告(27)
(殺人罪などで公判中)らと共謀し、2004年10月14~16日、グループの金を
奪おうとした仲間4人を東京都新宿区内の事務所に監禁して集団で暴行。4人のうち杉並区の
元会社員(当時31歳)に対し、背中に熱湯をかけるなどして死亡させた。
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