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振り込め詐欺：メンバー４人殺害 監禁罪の高杉被告に実刑、福井被告は有罪 ／千葉
架空請求詐欺グループの４人に対する監禁、殺人・死体遺棄事件で、監禁罪に問われた
東京都練馬区関町北、自動車販売業、高杉健司（２３）と中野区本町、飲食業、福井和行
（３１）の両被告に対する判決公判が２２日、千葉地裁であった。古閑美津恵裁判官は、
高杉被告に懲役２年４月（求刑・懲役４年）の実刑判決、福井被告に懲役３年・執行猶予
５年（同）の有罪判決を言い渡した。
判決によると、両被告はグループリーダーの清水大志被告（２６）＝殺人罪で起訴＝ら
と共謀。昨年１０月１３日～１６日、死亡した４人のうち、船橋市の飲食店店員、西村徳也
さん（当時２５歳）ら男性３人を東京都内の事務所に監禁した。
古閑裁判官は量刑の理由について、「福井被告は監禁場所に約２０分とどまっただけだが、
刑事責任は軽視できない」と説明。一方、高杉被告については「西村さんを車で連れ出したり、
被害者の持ち物を処分するなど福井被告よりも関与は大きい」と述べた。
毎日新聞 2005年11月23日
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