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4人殺害事件、詐欺グループ・リーダーが殺人など否認
振り込め詐欺グループの内紛を巡る4人殺害事件で、殺人と逮捕監禁などの罪に問われた、グループのリーダーで住所不定、無職清水大志被告(27)の初公判が1日、
千葉地裁(彦坂孝孔裁判長)であった。
清水被告は起訴事実について、メンバー4人を監禁したことは認めたが、「(ほかのメンバーに)殺せとは指示していない」として殺人と傷害致死罪については否認した。
起訴状によると、清水被告は、グループ幹部の伊藤玲雄被告(32)(殺人罪などで公判中)らと共謀し、2004年10月14日から2日間、東京都新宿区の事務所で、
グループの金を奪おうとした千葉県船橋市の飲食店員(当時25歳)らメンバー4人を監禁し、集団で暴行を加え、殺害するなどした。
(2006年9月1日20時57分 読売新聞)