03/10/15 08:13
問題は記事を書く暇があるライターがいるかどうか。
BSD Magazineで次の特集の案が出てくるのは〆切の40日前。誰が書くか
決まるのにも時間がかかるから執筆期間は3週間くらいしかない。週末に
書くとして、その期間の週末に何か用事が入っていたり本業が忙しくて
休めなくなったりすればアウト。前の号が出た頃に次の筆者を決められ
るといいのだろうけれど、編集部も兼業(雑誌ではなく書籍の編集がメ
イン)だからしょうがないのだろうな。
大昔にアメリカのBYTEが良かった頃は、半年前には企画して筆者決めて
初稿を出して担当編集がチェックして戻して書き直しというのを何度も
繰り返していたらしい。あの記事の質は編集と執筆作業に非常に大きな
コストをかけていたからなんだな。いまの日本の雑誌にはとてもじゃな
いけれど真似できないがね。