03/10/17 16:44
「当社のシステムを不正使用できた方には懸賞金を提供」-。
コンピューターソフト開発のオフィスヒラカワ(具志川市、平川靖社長)は、
同社が開発した販売時点情報管理(POS)システムソフト「ぽす助」について、
不正使用防止のシステムを解除できたり、
海賊版としてのコピー使用が可能であることを実証した人に
150万円の「検証金」を提供するユニークな商品のPRキャンペーンを始める。
結果次第では商品の信頼性も疑われかねないリスクを背負った企画だが、
「もしシステムが破られたとしてもその不備をシステムを修正、再構築するいい機会となる」(平川社長)としている。
「ぽす助」はパッケージソフトとして商品化したほか、8月からは同社のホームページからダウンロードし、
48日間は無料で試せるサービスを開始している。
49日目以降はソフト価格の9万8000円を支払わなければ使用できないが、
これを解除し、不正に使用できることなどを「検証」できた「挑戦者」に150万円を支払う企画だ。
仮に不正使用が実証されれば、来年3月に予定している東京進出の延期も検討する。
「社運」もかけた企画となるが、
平川社長は「全国展開を目指す上で、まずは商品を知ってもらうことが重要。
不正使用やハッキングを防止する1つの取り組みにもなる」と話す。
地元紙や専門誌などに広告を出し、
ホームページ(URLリンク(www.officehirakawa.net)<)