02/05/13 23:19.net
北海道の誇る異才 青空ひろしさんの素晴らしいメルマガの
数々をご紹介します。
青空 ひろしさん独自の視点と誰にも真似の出来ない回りくどい論旨、
思い入れたっぷりの「...」、かと思うといきなり遥か彼方に飛躍する
独り善がりの論理、たっぷりおたのしみ下さい。
URLリンク(www.i-town.co.jp)
7/5発行“ある教育関係の方からのご寄稿”を読んで...
元、高校教師
......前略.....
私は、この3月まである公立高校で教師をしていました。
多くの学校で同じ状況だとは思いますが、
警察沙汰になってしまった暴行事件や、日々の授業妨害、
不登校、学業不適応の生徒等にも、担任として日常的に
付き合ってきました。もちろん、情熱あふれる同僚の先生方や、
かわいい生徒たちに支えられ、それでもくじけそうになったことも
多々ありましたが、ふりかえれば色々な意味で充実した教員生活でした。
別に、教育現場に見切りをつけて辞めたわけでも、
適性がなくて辞職したわけでもなく、
米国の大学院で、教育について研究してみよう、と思い、
しばらく現場を離れます。
もともと教育学部出身ではないので、あまり文部省がどうとか、
教育委員会がどうとか、恥ずかしいほど知りません。
また、「教育とは」という理論にもあまり興味がありませんでした。
ただ、自分なりに、人間として大事だと思うこと(学業も含め)を、
生徒にもきちんと伝えていきたい、という真摯な気持を大切に、
ひとりひとりの生徒に接し、相談に乗り、指導とか教育とかいう
以前に「応援」を続けてきました。
教員をしていて一番感じたのが、やはり家庭の教育力の低下です。
少なくとも私の担任していた生徒に関しては、
子供に無関心な親が目立ちました。
なんでもかんでも、学校が面倒みてくれると思っているのです。
「子供が言うことを聞かないんです。先生から注意してやってください。」とか、
「うちの子は、夜どこかに出かけて、帰ってこないこともあるんですよ。
先生、様子を探ってください。」
「うちの子は、卒業何をしたいと言っているのでしょうか?
先生から聞いてやってください。」などの要請を、
親から受けることもしばしばでした。