05/09/27 22:40:50 LF267RiA
>>7,8,9
あまりステレオタイプにものを捉える必要はないのでは。
私は、関西（大阪市内）出身の人間だが（今はウチナイチャー）、関東をライバルとは思っていない。経済力で中部地方にも劣っているというのはすでに１９７０年の万博が「日本万国博」と呼ばれていた時から兆候がハッキリしていた。
当時万国博の呼び方の世界的なルールに則って「大阪万博」と呼んでいたのは関西人（特に大阪人）のみで、全国的には何やかや理由をつけて「日本万国博」という呼び方（１９６４年の「東京オリンピック」が「日本オリンピック」と呼ばれなかったのにもかかわらず）が公式にまかり通っていた。その一方、先日終わった「愛知万博」の報道で引き合いに出される「１９７０年の大阪万博」という報道機関の表現に私は戸惑いを感じる―「あれは日本万国博ではなかったの？」。これは当時の大阪圏の経済陣の関東圏の経済陣に対する敗北であったか？
さて、特に大阪市外、関西圏外の人々がステレオタイプ的に「大阪人が東京人に敵対意識を持っている」と考えているようなのだが、私は「東京人」（いわゆる「江戸人」であって、地方からの流入者ではない）は、文化的にとても親しみやすく敵対者とは思えない。（あえて敵対すべきとすれば、政治・経済の権力を握るために江戸に移ってきた関八州と薩長土肥からの「移民」ではないでしょうか）。もと大阪人であった私に中部地方が視覚に入らないのは、私にとって中部に大阪と互換できる文化が無いように見えるからでしょう。