07/02/18 23:12:38 gZ0FKVkC
>>132様、134様
レスありがとうございます。
個人的な意見としては、まずこの条例は実際の障害者のニーズに応えうるようなものではないと言う点が一つ、
そして(たとえその主体が実際に障害を持つ人であっても)悪用しようと思えばいくらでも悪用できてしまうような条例は
無いに越したことはない、というのが私のこの条例に対する基本的なスタンスです。
また、障害者(と彼を取り巻く周囲の人々)にとっての理想の福祉の一つとしては、
生活困窮者に対する支援と障害者独自の生活上の困難をサポートするような支援がミックスされれば
それは一つの理想のあり方だとも思います。
が、これは実際どうなんでしょう。まだ答えは出ていませんが、財政上における実現の可能性というものをさておいても、
これは本当に正しいあり方なんでしょうか。
障害者の生活における困難とは、まず彼らを取り巻く実際の生活環境におけるハードやソフトの問題があって、
それらはいずれも彼らが存在することを前提としていなかった時代のものづくりや街づくりに由来する問題ですから、
これらに対する反省と、彼らが存在する事を前提とした社会におけるインフラを含む住環境の整備を進めていくことで、
ようやくながらも漸進的な解決をこれから見ていける問題なのではないかとも思います。
ただ、それらはまず何によってなされるのかを考えると、やはりそれは住んでいる人の納める税金によってなされる、
という前提があるわけですから、あまり声高に権利権利言うのはどうなんでしょうね。
思うに、幅広く公共性のあるもの、またはそういったスタンスやサービスを要求されるような業種や店舗などはまた別として、
たとえば個人商店や私人の家等、そういった規模の小さなものにいたるまで今あるものが障害者にとっては不自由だから
壊してまで是正しろ、というのは明らかにやりすぎだと思います。
読了はまだですが、自身脳性まひをわずらっている松兼 功の書いた「障害者に迷惑な社会」という本を読んでいると、
恋愛もセックスも人生を謳歌することも、自分は障害者だけど自由なんだ、自分は(健常者と同じように)それらを楽しむ権利があるんだ、
というスタンスで主張が貫かれているのが分かります。
ただ、酷な事を言ってしまえば彼らは元々自由ではあるんですよね。それらを行使するだけの能力や環境に著しい困難がある、というだけのことで。
その中で環境については周囲の理解やインフラの整備などでかなりの部分改善できる問題だと思いますが・・・では、能力は?
これは >>132さんの指摘にもありますが本当に難しい問題だと思います。
私にも今のところ解決策が見えそうにありません。ただ、これは何とかしていかなければならない問題なのですが・・・やはり障害者自身の努力に
大きなウェイトを置かざるを得ない問題だと思います。