06/03/05 13:00:02 SKFfzPb7
韓国で女児への暴行事件が相次ぎ、与野党が再犯防止策の強化に乗り出した。
与党ウリ党は、性犯罪前歴者の詳細な身元や顔写真を地域住民が閲覧できるように
する法案を提出する。野党ハンナラ党も、性犯罪者に全地球測位システム(GPS)付き
腕輪を装着する法案の提出を検討している。
今年2月、ソウル市の小学校4年生女児(11)が、一人でレンタルビデオ店に行った帰り
道に、近所の靴店経営者(52)に暴行を受け、殺害された。経営者は昨年6月にも女児
への暴行で逮捕され、執行猶予の判決を受けたばかりだった。
メディアは執行猶予期間中に犯罪が繰り返された点を問題視、「政府が女児を殺した」
などと批判した。
その後、ソウル近郊で、小学生の女児ら8人に対して、わいせつな行為をしていた韓国軍
兵士(22)が逮捕された。
こうした事態を受け、ウリ党は、これまで区単位までしか公開していなかった性犯罪前歴者
の身元を、警察署で住所番地や顔写真まで閲覧できるよう「青少年性保護に関する法律」を
改正し、仮出所後も夜間外出を制限する方針を決めた。性犯罪前歴者のDNA情報を蓄積して
捜査に活用する「遺伝子バンク」の創設も盛り込まれる見通しだ。
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