06/08/15 05:09:27 y9/zdzp1
>>441のつづき。
■沖縄の呼びかけに呼応 日銀に支援要請
1008(寛弘5)年11月1日の紫式部日記の中に光源氏の記述があることから、
府は京都市や宇治市と連携し、2008年に千年紀事業を計画している。
源氏物語に関する展覧会や国際シンポジウムなどを検討中で、
誘致活動を展開している08年主要国首脳会議(サミット)とも連動させる考えだ。
京都府の山田啓二知事は6月、07年度政府予算の概算要求に向けた要望活動で、
財務省や文部科学省を訪問。1000年紀関連事業を国家的プロジェクトに位置づけ、
2000円札の流通促進にも取り組むよう求める要望書を提出している。
2000円札は2000年7月、九州・沖縄サミット開催に合わせて発行された。
表に沖縄県の守礼門、裏には源氏物語絵巻と紫式部の図柄がデザインされている。
対応する機械が限られるなどの理由で普及が進まず、紙幣全体に占める流通枚数の割合は7月末現在で1・6%にとどまる。
沖縄県では昨年4月、観光、金融関係者らが流通促進委員会を設置。
2000円札での釣り銭支払いや給与支給、県外出張時の利用などを展開している。
同県から今年6月に連携の提案があり、府も利用促進を目指すことになった。
府は日銀京都支店にも支援を打診。日銀那覇支店は流通促進委の事務局を務めており、
京都支店も「京都らしいPRの仕方を考え、協力していきたい」と前向きだ。
府商工部は「源氏物語ゆかりの2000円札を活用しない手はない。
沖縄の取り組みを参考に、日銀や府内の商工団体と連携し、利用促進キャンペーンや2000円札にちなんだ企画を具体化させていきたい」としている。